探偵選びで失敗しない豆知識
先日、我が「ラブ探偵事務所」にご相談に訪れた1人のご依頼者様がいた。
そのご依頼者様は、他社に浮気調査を依頼し、数百万円という高額な調査料金を支払ったのにも関わらず、まったく調査結果が出なかったというのだ。
はたしてどのような経緯で依頼した浮気調査が失敗してしまったのだろうか。
今後、多くのご依頼者様が同様の失敗をしないようにするため、このご依頼者様からご相談いただいた内容も含めて本当にあった実録シリーズ第2弾として「【実録】探偵選びで失敗しない豆知識Ⅱ」をご紹介したいと思う。
※「【実録】探偵選びで失敗しない豆知識Ⅰ」はこちらからご覧ください。
失敗しない探偵事務所・興信所の選び方
信頼していた他社の探偵事務所・興信所に各種調査を依頼したのにも関わらず、「結果が出なかった」「調査が失敗した」「気付かれてしまった」というケースをたまに耳にする。
この様に、各種調査が失敗してしまうケースの多くが、探偵事務所・興信所の選択ミスによるものだ。
探偵はどんな難解な事件でも解決してしまう「金田一耕助」「明智小五郎」「名探偵コナン」のような天才達ばかりではないので、様々な各種調査の中で時には人為的な失敗もあるのかもしれないが、どこまでそのマイナス部分の可能性を減らすことができる探偵事務所・興信所なのかが非常に重要なポイントとなる。
まずは、「探偵選びで失敗しないための豆知識4~7」として下記のような実在する探偵事務所・興信所の一例などを取り上げながら解説していこうと思う。
4.調査契約時に会った探偵相談員と連絡がつかない
どんなご依頼者様でも、自身が探偵事務所・興信所へ依頼した各種調査の件で経過報告を受けたり、相談したりする際、担当者や連絡先などが決まっていた方が安心できるのは間違いない。
しかし、各種調査開始後は契約時に会った探偵相談員と話しをさせてもらえないという探偵事務所・興信所が実在する。
そのようなケースでは、探偵事務所・興信所に連絡しても毎回違う担当者と話しをしなければならないため、信頼関係を築きにくく「本当に伝えてもらったのか?」などと不安になってしまうご依頼者も多い。
これはスタッフの多い大手探偵事務所・興信所などによくあるケースなのだ。
また、一部の大手探偵事務所・興信所の探偵相談員には、自称経験豊富と言っているだけで各種調査の経験はまったく無い素人が多い。
いわゆる営業職のみのスタッフなので、各種調査の経験は必要ないのだ。
このような探偵相談員は、契約金額の数パーセントが給料の歩合となるため、百万単位の高額な調査契約書を交わそうとご依頼者様の不安をあおりながら必死に嘘交じりの営業トークを並べる。
そして、その探偵相談員は契約に関わる面談時にしか姿を現さず、調査契約後は探偵事務所・興信所へ直接問い合わせることになるので、1度会った探偵相談員とは一生話さないなんてことにもなってしまうのだ。
こんな悪質な探偵事務所・興信所では、ご依頼者様の要望を各種調査に反映することが非常に難しいので、しっかりとした結果は出してもらえないだろう。
5.調査経過などの途中報告をしてもらえない
どんな調査でも、ご依頼者様への調査経過の途中報告は必要だし、調査対象者の行動・警戒心などによって調査手法を変化させていかなければならないと思う。
それは全員が同じ調査対象者ではないから当然と言えば当然なのだが・・・。
しかし、各種調査開始後は何の連絡も無く、連絡があった時にはすべての調査が終了していて何の結果も出なかったなんていう悪徳な探偵事務所・興信所が実在しているのだ。
このようなケースでは、ご依頼者様へ確認を取らずに探偵事務所・興信所の都合のいい日に勝手に調査をされてしまうので、無駄な調査を連発されてしまい予算が無くなるという悪循環に陥ってしまうのだ。
当たり前のことなのだが、こんな悪質な探偵事務所・興信所では、どんな調査を依頼してもいい結果が出ることはまず無いだろう。
6.探偵調査員の調査スキルが低いと感じる
探偵調査員のスキルには、生まれ持ったセンスもあるのだが、長年の各種調査で培った経験・技術・判断などが必要不可欠だ。
しかし、この探偵業界には様々な探偵が存在しているのだが、各種調査の経験値はそれぞれの異なっている。
探偵となって10年であっても、1ヵ月に1件~2件程度の調査しかない探偵、探偵歴30年でもまったく調査に出ない管理・営業だけの探偵、脱サラしてまだ数ヵ月という右も左も解らない探偵、前職のスキルなどを活かしながら特殊な調査のみに特化した探偵などもいる。
一言で探偵と言っても1人の人間なのだから、それぞれの性格も異なるだろうし、得意分野・不得意分野などもあるのだ。
すべてのスキルが平均レベルを超えているトランプのジョーカー的な存在のオールマイティーな探偵は非常に少ないのではないだろうか。
ご依頼者様が依頼した探偵事務所・興信所が、どの程度のスキルを持ち合わせた探偵調査員を選抜して各種調査を遂行させるかによって調査結果が大きく変わることもありえるのだ。
例えば、調査対象者が車両で移動する1件の浮気調査があったとしよう。
探偵調査員2名体制でもバイクを運転できる探偵調査員がバイクで参加すると調査が成功し、バイクの免許がない探偵調査員が車両で参加すると見失ってしまったなんてこともありえる話だ。
また、車両やバイクを使用しない徒歩の浮気調査があったとしよう。
このケースでは、浮気調査の経験が豊富な探偵調査員は調査対象者に悟られずに決定的な浮気の証拠を撮影するが、浮気調査の経験が少ない探偵調査員では調査対象者に気付かれた上に警戒され、決定的な浮気の証拠も撮影出来なかったなんてこともありえるのだ。
調査対象者に警戒されてしまうということは、なかなか浮気相手と密会しなくなったり、規則性があった行動パターンが変わってしまう可能性が高いため、浮気調査を行っても動きがないという「空振り」の日が多くなる。
この「空振り」が多くなれば、多くなるほど調査料金が増えるのでご依頼者様の負担が多くなってしまうという悪循環となるのだ。
難易度の高い各種調査ほど、探偵調査員のスキルも高くなければならない。
各種調査の経験が少ない探偵調査員やバイトなどが調査に関わる探偵事務所・興信所では、調査対象者の行動に応じた状況判断が難しくなってしまう場面に遭遇するケースが多くなると、いい結果が出る可能性はかなり低いだろう。
7.下請け・孫請けの探偵調査員が調査に関わるリスク
この探偵業界の実態としては、1名のみで運営している探偵事務所・興信所、探偵調査員1~2名などで慢性的な人材不足となっている探偵事務所・興信所などは全体の85%~90%ほどを占めている。
その様な現状から、ご依頼者様から依頼を受けた各種調査を自社では遂行出来ないということが多い。
自社では遂行できないため、依頼を受けた各種調査をご依頼者様の許可もなく、外注などの下請け探偵業者に丸投げ委託し、下請け探偵業者が調査を遂行して作成した調査報告書類を、自社の探偵調査員が調査したように書き換えて報告する探偵事務所・興信所は結構多いのだ。
このようなケースでは、ご依頼者様から調査依頼を受けた探偵事務所・興信所が「元請け」、調査を担当した探偵事務所・興信所が「下請け」、下請け探偵事務所・興信所が応援を依頼したフリーの探偵調査員が「孫請け」となるので、同じ現場に数社が携わる建築業界のような状態となる。
また、「元請け」は「下請け」に支払う外注費の詳細などを調査契約書類などには記載せず、ご依頼者様へ上乗せして請求、「下請け」は「元請け」へ請求した調査料金が入金された後に「孫請け」へ支払うという構造だ。
ご依頼者様は、外注のみを行う探偵事務所・興信所やフリーの探偵調査員が、自身の依頼した各種調査に関わっていることは知らないまま報告されるのだが、知らず知らずのうちにリスクも発生する。
それはご依頼者様と面識の無い第三者が、ご依頼者様の個人情報、調査対象者の個人情報、調査結果で得た個人情報などを外注として関わった探偵事務所・興信所やフリーの探偵調査員が把握しているということ。
外注として関わった探偵事務所・興信所やフリーの探偵調査員が、各種調査終了後にすべての情報を破棄してくれるのであれば、100歩譲って問題は無いのだが、個人情報が破棄されずに悪用されたり、転売されたり、コンピュータウイルスなどで流出しまったりする可能性も0ではないのだ。
また、「元請け」は「下請け」との面識はあるが「孫請け」との面識はまったく無いというケースなどもあり、「孫請け」であるフリーの探偵調査員が自社の各種調査を遂行している現状を知らないまま、「下請け」から報告を受けているといったこともあるのだ。
この様な外注に委託している探偵事務所・興信所では、ご依頼者様の個人情報、調査対象者の個人情報、調査結果で得た個人情報などを厳重に管理する体制が整っていない可能性が高いため、各種調査が成功したとしても個人情報漏洩のリスクが伴うだろう。
他社で失敗して「ラブ探偵事務所」を訪れた理由
第1に各種調査のご相談時は必ずと言っていいほど、探偵相談員との面談が必要不可欠となる。
そして通常は、探偵相談員が相談に至った経緯、現在の状況、浮気に気付いた時期、浮気相手の情報などの詳細をご依頼者様に聞き取りしていくのだ。
そして、すべての状況を踏まえて探偵相談員が調査方法など、今後の調査プランをご提案し、調査料金の概算金額をお見積りする。
ご依頼者様も探偵事務所・興信所も、同じ人と人なのだから、やはりコミュニケーションを取り合って信頼関係を築いてからでなければ各種調査は着手できない。
そんなご依頼者様が何故、他の探偵事務所・興信所で浮気調査を依頼したのにも関わらず、同業者となる「ラブ探偵事務所」を再度を訪れているのかというと下記の理由からだ。
1.探偵事務所・興信所のセカンドオピニオンに相談したい。
2.他社で浮気調査を依頼した際の調査料金が適正だったのか相談したい。
3.他社の調査報告書が裁判資料になるのか確認したい。
4.本物の探偵事務所の意見を聞きたい。
5.ラブ探偵事務所で浮気調査の再依頼を検討したい。
「ラブ探偵事務所」では、怖い・相談しにくいなどの悪いイメージがある探偵業界を少しでも変えるため、相談しやすい親切な探偵事務所・興信所を目指してご依頼者様と接しています。
他社で失敗した方、他社が高額で依頼できなかった方、他社のお見積りが適切なのか判断したい方などは、お気軽に無料相談室までお問い合わせください。