2014年5月2日午前2時20分頃、
大阪市平野区長吉長原西3丁目の路上で、
大阪府松原市に居住する
スナックのアルバイト従業員Iさん（38）が
刃物で刺されて殺害される事件が発生した
午前6時過ぎ、
大阪府警は現場から走り去った車に乗っていた男を
1km程離れたコンビニエンスストアで発見、
事情を聴いたところ、
Iさんを刺したことを認めたことなどから
殺人容疑で逮捕している
逮捕された男は
Iさんが勤務していたスナックの客で、
大阪市平野区に居住する無職のM容疑者（57）、
勤務していたスナックから
自転車で帰宅する途中のIさんを襲ったとみられている
Iさんは発見時、
歩道の植え込みに倒れており、
首には切り傷、
腹部には複数の刺し傷があった
その後、搬送先の病院でまもなく死亡が確認されたため、
5月3日に司法解剖して死因を調べるようだ
同容疑者は、Iさんが勤務するスナックに
2013年8月頃から客として訪れるようになった
そして2014年3月、
Iさんは同容疑者から
「一方的に好意を寄せられ、しつこく電話やメールが来る」と
松原署に「ストーカー被害」の相談をする
松原署は同容疑者に対し、
電話で注意したほか、
ストーカー規制法に基づく文書で
「ストーカー行為」をやめるよう警告をしていた
その後、2014年4月に入って、
松原署がIさんに電話で連絡したところ、
「何もないです。ありがとうございます」と話していたという
同容疑者は、
「Iさんが好きで、このままだと会うことが出来ないと思った。
殺害して自分も死ねば、あの世で一緒に暮らせると思った」と
供述しており、
大阪府警は事件の動機や、
同容疑者が「ストーカー行為」を繰り返すようになった
いきさつなどについて調べを進めている
近年、増加の一途をたどっている「ストーカー被害」、
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