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三鷹ストーカー殺人被告、事件前に具体的犯行計画①

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事件の3ヵ月前から具体的犯行計画を立てていた①

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東京都三鷹市で2013年10月8日、私立高校3年の女子生徒(当時18歳)が、刺殺された「ストーカー殺人事件」で、殺人と住居侵入などの罪に問われた元交際相手であり京都府京都市の無職・I被告(22)の裁判員裁判初公判が東京地裁立川支部(林正彦裁判長)で行われた。

同裁判は同日午後も続き、証拠調べなどが行われ、検察側は女子生徒に11か所の刺し傷や切り傷があったと明らかにした。

上下黒のジャージー姿で、髪を短く刈り込んだ同被告は、林裁判長から名前を問われると吐き捨てるように答え、住所や本籍地も早口で答えた。

職業を聞かれると「いえ、特に」と答え、殺人罪などの起訴内容については「相違ありません」と認めている。

同被告は、公判中は唇の周辺をなめ回したり、別室をのぞこうとしたりして終始、落ち着かない様子が見受けられ、緊張からか時折、笑みを浮かべ、独り言をつぶやく場面などもあったという。

検察側は冒頭陳述で、同被告が別れを切り出した女子生徒に未練と恨みを募らせ、事件の3ヵ月前から具体的な殺害計画を手帳に記すなどして準備を進めていたことを指摘している。

一方弁護側は、同被告が幼少時の貧しい生活の中で、母親の交際相手から激しい暴力を受け、児童相談所に保護されていたことなどを明らかにし、「過酷な経験が今回の事件を引き起こした」と主張している。

また、同被告の母親が2014年3月に遺族宛てに謝罪の手紙を書いていたことも明らかにした。