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千葉県で防犯カメラ画像の張り出し相次ぐ

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防犯カメラ画像張り出して犯人捜し

千葉県で防犯カメラ画像の張り出し相次ぐ

 

先日、千葉県内の大手店舗で防犯カメラの画像を店頭に張り出していたというニュースがあった。

許可もなく客の防犯カメラ画像を張り出しをしてしまったのは、千葉県市川市に所在する大手ファストフード「マクドナルド」と、千葉県千葉市中央区に所在する大手コンビニチェーン「ファミリーマート」

2店舗とも、防犯カメラ映像のワンカットをキャプチャーして貼り付けたものをチラシ形式に作成し、店頭に張り出していたという。

 

2017年2月22日 YOMIURI ONLINE

店員暴行の客の画像、マックが店頭に貼り出し

千葉県市川市の日本マクドナルドの店舗で、店員に暴行したとされる男性客が映った防犯カメラ画像が、店頭に貼り出されていたことが21日、同社への取材でわかった。

同社などによると、18日午後10時頃、男性客がアルバイト店員と口論になり、手をたたく暴行を加えたという。店舗ではその後、防犯カメラに映った客の画像に、「犯罪者探しています」などの文言を添えたポスターを複数枚、店頭に貼り出していた。

外部からの指摘を受けた同社が店舗に指示し、21日午前にポスターを撤去。同社は「行き過ぎた表現があり、申し訳ない」としている。店舗側は、暴行容疑で県警に被害届を出した。

千葉県内では、大手コンビニ「ファミリーマート」の千葉市中央区の店舗でも一時、客が映った防犯カメラ画像を「万引き犯です」と記して貼り出していた。

防犯カメラ画像を張り出すというリスク

防犯カメラ画像を張り出すというリスク

 

今回ニュースとなってしまった2店舗は、自店舗に迷惑をかけた客をさらし者にするという行為を行った訳なのだが、全国展開している大手店舗がなぜそのような手段に出なければならなかったのか不思議でならない。

今回のように全国展開している店舗は、1店舗が不祥事を起こしてしまうとその他の店舗も同様と判断されてしまうので多店舗展開している企業であればあるほどリスクは大きくなってしまう。

例え、問題となった店舗の責任者が独断で行った行為であっても、世間からは同じ看板を背負っている1つの企業としてみえてしまうだろうし、「この企業はそれを承知で張り出した」と判断されてもしかたないのだ。

企業が長い年月をかけて築きあげてきた実績・イメージなどは一瞬にして崩壊する危険すらあるということは、冷静に考えれば張り出す前に判断できたことなのだが、今回の2店舗はそのリスクを回避できなかった。

 

探偵業の場合だと、各種調査で撮影してきた膨大な調査映像の中に調査対象者以外の人物が写り込んでしまった場合などが考えられるのだが、長くなってしまうのでこれはまたの機会にご紹介したいと思う。

どの業界も、呼び名は違えど必ず人が人を相手にして業務にあたっている。

改めて、そんな人と人との繋がりを大切にしていきたいと思ってしまうニュースであった。

 

千葉県松戸市の「ラブ探偵事務所」現役調査員B